抹茶スイーツが嫌い|抹茶ソフトクリームがまずいと思う人におすすめのスイーツ

「抹茶は好きだしスイーツも好きなのに、抹茶ソフトクリームだけはまずい・重い」と感じる人は少なくありません。
その違和感の正体は、抹茶に多く含まれるカテキン類乳脂肪・低温の組み合わせにあります。
本記事では、食品科学の文献をもとに「抹茶ソフトクリームがまずく感じる理由」を分解しつつ、
同じタイプの人でもおいしく食べやすい代わりのスイーツを提案します。

他の抹茶スイーツが苦手な人向けの記事は
こちら(まとめ)
に一覧化しています。

抹茶ソフトクリームとは?味の構造と特徴

抹茶ソフトクリームは、通常のミルクソフトのベース(牛乳・乳脂肪・砂糖・安定剤など)に、
抹茶粉末や抹茶ペーストを加えたアイスミックスを凍結・ホイップさせたスイーツです。

一般的なソフトクリームは、乳脂肪のコク・砂糖の甘味・バニラ香のバランスで成り立っていますが、
ここに抹茶を加えるとカテキン由来の渋味・苦味・青葉香が上乗せされます。
同時に、ソフトクリームは低温・高脂肪・空気を多く含む(オーバーランが高い)食品のため、
通常の抹茶ラテやパフェとは違う“味の出方”になります。

緑茶の研究では、抹茶に多く含まれるカテキン類(EGCG など)が、
緑茶の苦味・渋味・収れん感の主因であることが示されており(文献[1][2])、
これが冷たい乳脂肪リッチなベースと重なることで、「抹茶ソフトだけまずい」と感じる人が出てきます。

なぜ「抹茶ソフトクリーム」がまずく感じられやすいのか

  • カテキン+カフェインの苦渋味が低温で甘味より目立つ
    抹茶にはEGCGなどのカテキン類とカフェインが多く含まれ、これらが強い苦味・渋味の主な原因です(文献[1][2])。
    ソフトクリームのような低温では甘味や香りの感じ方が弱くなり、渋味だけが浮き立つため、
    「思ったより甘くないのに後味だけ渋い」という違和感につながります。
  • カテキンが乳たんぱく・乳脂肪と結合し、重い口当たりになりやすい
    茶ポリフェノールは牛乳中のカゼインと結合し、乳製品の粘度やゲル化挙動を変えることが知られています(文献[3][4])。
    そのため抹茶ソフトは、抹茶の香りは立たず、渋味だけ舌に残るというアンバランスが起きやすく、
    「ミルク感と抹茶がバラバラ」「妙に重たい・粉っぽい」と感じやすくなります。
  • 抹茶粉の粒度・酸化で「粉っぽさ」や「青臭さ」が強調される
    低品質または酸化した抹茶は、青葉・海苔様の香りやザラつきを強めることが報告されています(文献[1][5])。
    ソフトクリームのような舌に密着する食品では、この粉っぽさ・土っぽさが特に目立ち、
    「安っぽい抹茶味」「青臭い」「口に残って気持ち悪い」と評価されやすくなります。
  • 冷たさ・脂肪・渋味のトリプルコンボで後味が悪化
    冷たい脂肪食品は口内に薄い脂肪膜を作り、わずかな油脂変化でも“ボディー感”や嗜好性が変わることが示されています(文献[6])。
    そこにカテキンが多いと、渋味だけ長く残り、甘味・香りは弱まるため、
    「食べ終わった後に喉の奥だけ渋い」「あとに残る感じが無理」といったネガティブな後味になりがちです。





抹茶ソフトクリームが苦手な人におすすめの冷たい代替スイーツ5選

抹茶ソフトクリームの弱点である
「カテキンの渋味」「粉っぽさ」「乳脂肪と抹茶成分の相性の悪さ」を避けつつ、
冷たいスイーツの満足感・濃厚さ・爽やかさだけを楽しめる代替アイスを厳選しました。

抹茶ソフトがまずく感じる人でも美味しく食べられる理由は、
(1)抹茶成分を使わないことで渋味・青臭さをゼロ化できる
(2)乳脂肪と相性が良い香り(ショコラ・フルーツ・黒蜜)が主役になる
(3)冷たい温度でも香りが沈まず、後味が重くならない
という食品科学的な根拠があるためです。

ここでは、同じ「ひんやり濃厚スイーツ」という世界観を維持しながら
抹茶ソフト特有の“渋味だけ残る感じ・喉の重さ・粉っぽい後味”を回避できるものだけを紹介します。

ハーゲンダッツ グリーンクラフト新商品お試しセット
(豆乳バナナショコラ/ほうじ茶黒蜜/チョコレート&マカダミア)

抹茶ソフトクリームがまずく感じる原因であるカテキンの渋味・粉っぽさ・乳たんぱくとの結合による重さを、
まとめて回避できるのがこのグリーンクラフトセットです。
「豆乳バナナショコラ」「ほうじ茶黒蜜」「チョコレート&マカダミア」はいずれも抹茶原料(カテキン)不使用なので、
冷たいアイスで起こりがちな“後味だけ渋い・青臭い”といった違和感が出にくいのが特徴。
乳脂肪と相性のよいバナナ・黒蜜・チョコレートの香りが主役になることで、
抹茶ソフトのような重さを感じにくく、冷たいスイーツの満足感だけを素直に楽しめる代替アイスとしておすすめできます。

桃のアイスチーズケーキサンド|抹茶ソフトの“渋味・重さ”を避けたい人に最適

抹茶ソフトクリームがまずいと感じる原因である
カテキンの渋味・カフェインの苦味・抹茶粉の粉っぽさ・乳たんぱくとの結合による重い口当たり
をすべて回避できるのが、この桃のアイスチーズケーキサンドです。

白桃の華やかな香りと、チーズアイスのコクが乳脂肪と相性よく溶け合い、
「抹茶だけ後味が渋い」「冷たいのに重い」といった違和感が出ません。

カテキン(渋味成分)不使用のため、冷たいスイーツでも後味がスッキリ。
抹茶ソフトの弱点をすべて避けつつ、冷たいスイーツの満足度だけを楽しめる代替アイスとして最適です。

銀座千疋屋 フルーツタルトアイス|抹茶ソフトの“渋味・粉っぽさ・重さ”を完全回避できる代替アイス

抹茶ソフトクリームがまずいと感じる原因である
カテキンの渋味・カフェインの苦味・抹茶粉の粉っぽさ・乳たんぱくとの結合による重い口当たり
すべて回避した冷たいスイーツが、この銀座千疋屋 フルーツタルトアイスです。

抹茶成分(カテキン・カフェイン)を一切使わず、
フルーツの香り・酸味・甘さが乳脂肪と調和するため、
冷たいスイーツでも「渋い後味」「青臭さ」「重たいミルク感」が出ません。

タルト生地の香ばしさがアクセントとなり、
抹茶ソフトの弱点をゼロにして、華やかさだけを楽しめるアイスとして非常に優れています。

ピエール マルコリーニ「グラス ショコラ」|抹茶ソフトの渋味・重さを“ゼロ化”した高級アイス

抹茶ソフトクリームをまずいと感じる主な原因は、カテキン由来の渋味・粉っぽさ・乳脂肪との相性の悪さです。
ピエールマルコリーニのグラス ショコラは、これらの弱点をすべて持たないため、
冷たいスイーツを楽しみたい人にとって理想的な代替アイスです。

ショコラの香り成分(カカオ)は乳脂肪と極めて相性が良く、
冷たい温度でも香りが沈まず、後味が渋くなりません。
カテキン・カフェイン・抹茶粉を一切使わないため、
抹茶ソフト特有の「渋味だけ残る」「重たいミルク感」「粉っぽい後味」が起きません。

また、マルコリーニ特有の深いショコラのコクが
アイスの冷たさと一体化し、後味がすっきりするのに満足度は高いという、
“重くないのに濃厚”という唯一無二の味わいを実現しています。

「抹茶ソフトだけ無理」「冷たいスイーツは好きだけど後味が渋いのは無理」という人にこそ、
食品科学的にも理想的な選択肢となる高級アイスです。

GODIVA ショコラアイスパフェ|抹茶ソフトの「渋味と重さ」を避けたい人向けのご褒美アイス

抹茶ソフトクリームをまずいと感じる一番の理由は、
抹茶カテキンの渋味が低温で目立つことと、乳脂肪との相性の悪さによる重い後味です。
一方で、このゴディバのショコラアイスパフェは、主役がカカオなのでカテキン由来の渋味成分を含まず、
冷たくても「渋さだけ残る」感覚が出にくいのが大きな特徴です。

チョコレートはもともと乳脂肪との相性が良く、
ミルクのコクとショコラの香りが一体になって広がるため、
抹茶ソフトのような粉っぽさ・青臭さ・喉に残る渋味が起こりません。

「冷たいデザートは好きなのに、抹茶ソフトだけはどうしても無理」という人でも、
このショコラアイスパフェなら、冷たさ・濃厚さ・デザート感をしっかり楽しみながら、
苦手なポイントだけをきれいに避けることができます。


まとめ:弱点を避ければ冷たいスイーツも美味しく楽しめる

抹茶ソフトクリームがまずく感じられる背景には、
カテキン由来の強い渋味・抹茶粉末の粉っぽさ・乳脂肪とのバランスの悪さによる重い後味といった構造的な要因があります。

しかし、抹茶成分を使わずにショコラやフルーツの香りが主役になる冷たいスイーツを選べば、
「ひんやり感」や「デザートとしての満足感」はそのままに、
抹茶ソフトクリーム特有の「渋い・重い・粉っぽい」といった原因だけをきれいにカットして楽しむことができます。

抹茶ソフトがどうしても苦手な人は、
本記事で紹介したようなショコラ系・フルーツ系の高級アイスやアイスパフェを選ぶことで、
自分の味覚に合った「ご褒美スイーツ」を無理なく見つけられるはずです。

参考文献

以下の文献は、CiNii Research/J-STAGE/PubMed/Google Scholar で
「緑茶 カテキン 渋味」「milk tea catechin casein」「green tea ice cream sensory」などのキーワード検索を行い、
抹茶ソフトクリームの味や食感の説明に直接関係するものを抜粋したものです。

  1. 中川致之「緑茶の構成味要素に対する成分の貢献度」
    『日本食品工業学会誌』22(2), 59-64, 1975.
    緑茶の苦味・渋味が主にカテキンなどのタンニン類に由来することを示した古典的研究。
    (J-STAGE/CiNii Research 掲載) [oai_citation:0‡J-STAGE](https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk1962/22/2/22_2_59/_pdf?utm_source=chatgpt.com)
  2. 鳴川昌平「機能性食品成分の嗜好特性に関する研究」
    『日本食品科学工学会誌』69(2), 31-38, 2022.
    カテキン類が苦味・収れん感を強くもたらし、濃度が上がるほど嗜好性が低下しやすいことを総説。
    (J-STAGE/CiNii Research 掲載) [oai_citation:1‡J-STAGE](https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk/69/2/69_31/_pdf?utm_source=chatgpt.com)
  3. 久保智子ほか「異なる条件で浸出した緑茶の渋味およびうま味の味覚センサーによる評価」
    『日本食品科学工学会誌』61(5), 192-200, 2014.
    抽出条件とカテキン濃度の違いが渋味強度に与える影響を評価し、ガレート型カテキン増加で渋味が増すことを報告。
    (J-STAGE 掲載) [oai_citation:2‡J-STAGE](https://www.jstage.jst.go.jp/article/nskkk/61/5/61_192/_pdf/-char/ja?utm_source=chatgpt.com)
  4. Haratifar, S. & Corredig, M.
    “Interactions between tea catechins and casein micelles and their impact on renneting functionality.”
    Food Chemistry, 143, 27-32, 2014.
    EGCG がカゼインミセルと複合体を形成し、乳のゲル化挙動や物性を変えることを示した研究。
    (PubMed/Google Scholar 経由で確認) [oai_citation:3‡PubMed](https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/24054208/?utm_source=chatgpt.com)
  5. Swarnathilake, D. et al.
    “Improving the quality and the taste of green tea ice cream by identifying suitable cultivar, agronomic practices and processing techniques of Assamica tea grown in Sri Lanka.”
    World Journal of Advanced Research and Reviews, 8(1), 62-68, 2020.
    緑茶粉末の品種や添加量がアイスクリームの苦味・渋味・嗜好性に大きく影響することを官能評価で示した。
    (Google Scholar 経由で確認) [oai_citation:4‡ResearchGate](https://www.researchgate.net/publication/346508123_Improving_the_quality_and_the_taste_of_green_tea_ice_cream_by_identifying_suitable_cultivar_agronomic_practices_and_processing_techniques_of_Assamica_tea_grown_in_Sri_Lanka?utm_source=chatgpt.com)
  6. 中村元計「料理への微量油脂の添加が嗜好性に与える効果」
    『日本調理科学会誌』55(2), 124-129, 2022.
    少量の油脂添加が「クリーミーさ」「ボディー感」といったマウスフィールを高め、デザートの好ましさに影響することを解説。
    冷たい脂肪食品の口当たりと嗜好性の関係を考えるうえでの参考になる。
    (J-STAGE 掲載) [oai_citation:5‡J-STAGE](https://www.jstage.jst.go.jp/article/cookeryscience/55/2/55_124/_pdf?utm_source=chatgpt.com)