抹茶スイーツが嫌い|抹茶パフェがまずいと思う人におすすめのスイーツ
「抹茶パフェは重くて最後まで食べられないけれど、フルーツパフェなら食べられる」という人に向けて、
食品科学の観点からその理由を整理しつつ、代わりに選びたいフルーツ中心のパフェ&サンデーを紹介します。
抹茶パフェとは?特徴と構造をやさしく解説
抹茶パフェとは、グラスに抹茶アイス・あんこ・白玉・ホイップクリーム・寒天などを
層状に重ねた和風パフェのこと。
ベースとなる抹茶アイスの苦渋味に、
乳脂肪・糖質・餅系のパーツが重なることで、
濃厚で満足感の高い味わいが生まれます。
ただし、抹茶パフェは構造的に「味が重くなりやすい」という弱点もあります。
・抹茶の渋味が上層に集中しやすい
・糖×脂肪パーツが縦に積み重なり単調化する
・酸味リセットが少なく後半がつらくなる
これらが、後述する「抹茶パフェがまずい・重いと感じられやすい理由」につながります。
なぜ「抹茶パフェ」がまずく感じられやすいのか
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抹茶アイス・あんこ・白玉など「高糖質+高脂肪」の層が続き、食べ進めるほど重くなる
典型的な抹茶パフェは、抹茶アイス・ホイップクリーム・白玉・あんこ・寒天など、
糖と脂肪が多いパーツが縦に積み重なった構造になっています。
こうした高脂肪・高糖質のデザートは最初の数口はおいしく感じても、同じ味・食感が続くことで「もういいかな」と感じやすいことが
脂肪リッチ食品の嗜好や「センサリー・スペシフィック・サティエティ(同じ味に飽きる現象)」の研究で指摘されています。
抹茶パフェの場合、さっぱりした酸味要素が少ないため、最後まで食べる前に、甘さと重さでギブアップしやすいのです。
(Drewnowski & Almiron-Roig, 2010/Human Perceptions and Preferences for Fat-Rich Foods) -
抹茶ゾーンがグラスの一部に集中し、「同じ渋味が続く」単調な味になりやすい
抹茶ソフト・抹茶ゼリー・抹茶ムースなど、抹茶パーツがグラスの中央〜上部に集中しているパフェでは、
スプーンを入れるたびに似たような抹茶+甘味の組み合わせが繰り返されやすい構造です。
苺を例にした研究では、糖と酸が層状に偏って分布したゼリーの方が、同じ成分量でも「甘さが弱く、酸味が強く」感じられたことが報告されており、
味成分の分布が知覚される味の強さやバランスに大きく影響することが示されています。
抹茶パフェでも、抹茶成分(カテキン・カフェイン)が集中的に入ったゾーンを繰り返しすくうことで、
「途中からずっと同じえぐみ・渋味が続く」と感じやすくなります。
(Ikegaya et al., 2019/Effects of distribution of sugars and organic acids on the taste of strawberries) -
抹茶の渋味成分が、フルーツの酸味・香りよりも強く残りやすい
緑茶・抹茶の苦味と渋味の主成分はカテキン類とカフェインであり、
これらは濃度が高くなるほど強い苦渋味として知覚されることが定量的に示されています。
一方、果物の味わいは糖と有機酸(クエン酸など)のバランス=糖酸比によって決まり、
酸味がしっかりある果物ほど「後味が締まって、甘さのダレを防ぐ」ことが知られています。
抹茶パフェでは、抹茶アイスやシロップの甘味+渋味が優勢になり、
少量のフルーツでは口の中をリセットしきれず、「ずっと重い・べったりする」後味になりがちです。
その結果、抹茶やスイーツ自体は好きでも、抹茶パフェだけは“後半がつらい”と感じる人が出てきます。
(Xu et al., 2018/Quantitative analyses of the bitterness and astringency of green tea infusions;
Nakagawa, 1975/Chemical Components and Taste of Green Tea;
Stampanoni, 1993/Influence of acid and sugar content on sweetness, bitterness and sourness) -
抹茶アイス自体が「渋味・えぐ味」を感じやすい設計になっていることも
緑茶アイスの研究では、茶葉の品種や粉末の製造方法、添加量を工夫しないと、渋味の強いアイスになってしまうことが報告されています。
実際、カテキン量が多い抹茶パウダーをそのまま乳脂肪リッチなアイスに加えると、
機能性は高くても苦味・渋味が強く、日常的に食べるには好まれにくい味になるため、
あえて渋味を抑えた低渋味タイプの粉末が検討されています。
抹茶パフェで使われる抹茶アイスも、配合や原料によっては「濃厚だけど渋い」「えぐ味が強い」方向に振れてしまい、
他の甘味要素と合わさって「重くてまずい」と感じる原因になります。
(Swarnathilake & Abeysinghe, 2020/Improving the quality and the taste of green tea ice cream)
上記のように、抹茶パフェは構造的に重さや渋味が出やすい弱点を持っています。
しかしこれは裏を返せば、この弱点を持たないパフェを選べば、同じ「パフェ体験」を軽く楽しめるということです。
次の章では、抹茶パフェの苦手ポイント(重い・渋い・単調)を避けながら、
見た目の華やかさ・満足感はそのままに味のバランスが整った、
果物主体のフルーツパフェ&サンデーを紹介します。
抹茶パフェが苦手な人におすすめのフルーツ系パフェ・グラスデザート6選
抹茶パフェの弱点である「重すぎる糖脂質構造」「渋味が後半に集中する単調さ」を避けつつ、
パフェ特有の“華やかさ・層の楽しさ・ひんやり感”をそのまま味わえるスイーツを厳選しました。
京橋千疋屋 デザートセット〜煌き〜
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京橋千疋屋のデザートセット〜煌き〜は、果物のピューレや果汁を使ったゼリー・ジュレを中心に詰め合わせた、
みずみずしいグラスデザートのセットです。
抹茶パフェのように抹茶アイス+生クリーム+あんこ+白玉が縦に積み重なる重たい構造ではなく、
フルーツの甘さと酸味・香りを主役にしたゼリー層が中心なので、
「見た目は華やかなのに、最後までさっぱり食べられる」のが大きな特徴です。
抹茶パフェの渋い後味や胃もたれ感がつらい人にとって、
果物そのものの味を楽しめる軽めの“代わりのパフェ風デザート”として選びやすいギフトです。
京橋千疋屋 シーズンスイーツウィンター
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シーズンスイーツウィンターは、京橋千疋屋が冬の贈り物向けに用意する季節限定セットで、
フルーツゼリーやムース、シャーベットなどを詰め合わせた、お歳暮向けのスイーツギフトです。
抹茶パフェのように、濃い抹茶アイスやあんこがグラスの上から下まで続く重たい構成ではなく、
フルーツを使ったゼリーや冷菓を中心としたバラエティセットなので、
一度に食べる量を調整しながら、軽いデザートとして少しずつ楽しめるのがポイント。
自分用というよりは、「重くない華やかな冬ギフト」を探している人が、
抹茶パフェの代わりに候補に入れやすいフルーツスイーツ詰め合わせです。
銀座千疋屋 銀座フルーツ杏仁詰合せ
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銀座千疋屋の銀座フルーツ杏仁詰合せは、なめらかな杏仁豆腐にフルーツソースや果肉を合わせたデザートセットです。
抹茶パフェのように抹茶アイス+生クリーム+あんこが縦に続く重たい構造ではなく、
ミルキーな杏仁部分と、上に乗ったフルーツの酸味・香りのコントラストで、口の中をリセットしながら食べ進められます。
カップ入りの個包装なので、パフェ1杯分を一気に食べる必要もなく、
「濃厚すぎる抹茶パフェは重いけれど、ミルキー+フルーツなら少量ずつ楽しみたい」という人にぴったりの代替デザートです。
銀座千疋屋 いちごショコラ&フルーツゼリー
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いちごショコラ&フルーツゼリーは、フリーズドライ苺をホワイトチョコでコーティングしたスイーツと、
果汁感のあるフルーツゼリーを組み合わせた詰め合わせギフトです。
抹茶パフェのようにアイスやクリームが層になっているわけではなく、
一口サイズのいちごショコラと、つるんとしたフルーツゼリーを気分に合わせて少しずつ食べられるのがポイント。
「パフェみたいに華やかさは欲しいけれど、胃もたれするほどの量はいらない」という人にとって、
見た目の華やかさと軽さのバランスが取れた、“重くないご褒美スイーツ”として代わりになりやすいセットです。
丸福商店 フルーツサンデー&シャーベット
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メーカー直送のフルーツサンデー&シャーベット詰め合わせは、
カップ入りのフルーツサンデーやシャーベットを詰め合わせたアイスギフトです。
抹茶パフェのように高脂肪のアイスやホイップが重なっているわけではなく、
果汁ベースのシャーベットやフルーツソースが主役なので、同じ「アイス系」でも後味はぐっと軽め。
1カップずつ完結するため、「今日は1個だけ」と量を自分でコントロールしやすく、
「パフェの見た目や冷たいデザートは好きだけど、抹茶パフェの重さは無理」という人にとって
構造的に負担の少ない“代わりのパフェ風アイスセット”として選びやすい商品です。
新宿高野 果実パルフェセット
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新宿高野の果実パルフェセットは、果物の甘さと酸味を主役にしたパフェ仕立てのアイスギフトです。
抹茶パフェのように抹茶カテキンの渋味や、高脂肪クリーム+あんこ+白玉が重く積み重なる構造ではなく、
フルーツ×アイス(またはシャーベット)のシンプルな組み合わせなので、
「パフェの見た目や華やかさは好きだけど、抹茶の重さだけが無理」という人でも、
最後までさっぱり食べやすい“代わりのパフェ”として楽しめます。
まとめ:抹茶パフェの「重さ」がつらい人は、果物主体のパフェで軽さを取り戻せる
抹茶パフェがまずく感じられやすい背景には、
高糖質+高脂肪パーツが縦に積み重なる構造・
抹茶ゾーンに渋味が集中して単調になりやすいこと・
カテキン由来の渋い後味がフルーツの酸味よりも強く残ることといった、構造的な要因があります。
しかし代替となる果物主体のフルーツパフェ&サンデーを選べば、
グラスデザートならではの見た目の華やかさや「パフェを食べている満足感」はそのままに、
抹茶パフェ特有の「重すぎる甘さ」や「渋い後味」といったまずい原因だけをカットして楽しむことができます。
「パフェというフォーマットは好きだけど、抹茶だけはどうしても合わない」と感じている人ほど、
一度フルーツ中心のパフェやサンデーを試して、自分の味覚に合う“軽いご褒美デザート”を見つけてみてください。
参考文献・資料
- Xu, Y.-Q. et al. (2018). Quantitative analyses of the bitterness and astringency of catechins and caffeine in green tea infusions. Food Chemistry.
- Nakagawa, M. (1975). Chemical Components and Taste of Green Tea. Japan Agricultural Research Quarterly (JARQ), 9(3), 156–160.
- Ye, Z. et al. (2025). Sensomics evaluation of sun drying for reducing the astringency of tea. npj Science of Food.
- Drewnowski, A., & Almiron-Roig, E. (2010). Human Perceptions and Preferences for Fat-Rich Foods. In J.-P. Montmayeur & J. le Coutre (Eds.), Fat Detection: Taste, Texture, and Post Ingestive Effects. CRC Press.
- Ikegaya, A. et al. (2019). Effects of distribution of sugars and organic acids on the taste of strawberries. Food Science & Nutrition, 7(7), 2412–2421.
- Stampanoni, C. R. (1993). Influence of acid and sugar content on sweetness, bitterness and sourness of model fruit juices. Lebensmittel-Wissenschaft & Technologie.
- Swarnathilake, D. S. G. G. C., & Abeysinghe, C. A. D. (2020). Improving the quality and the taste of green tea ice cream by identifying suitable cultivar, agronomic practices and processing techniques of Assamica tea grown in Sri Lanka. World Journal of Advanced Research and Reviews, 8(1), 62–68.
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