抹茶スイーツが嫌い|抹茶ドーナツをまずいと思う人におすすめのスイーツ

「ドーナツは好きだけど、抹茶ドーナツだけはまずい・重い」と感じる人へ。
結論から言うと、抹茶が合わない理由は抹茶カテキンの渋味・揚げ油との相性・粉末の粒度にあります。

一方で、バターやカカオの香りが主役になったプレーン・ショコラ系の焼きドーナツや焼き菓子は、
抹茶のえぐ味と衝突しにくく、同じ「ドーナツ好き」でもおいしく食べやすいという食品科学的な根拠があります。

ここでは、抹茶ドーナツがまずく感じる理由と、揚げ油と抹茶カテキンの弱点を回避した代替スイーツを紹介します。

抹茶ドーナツとは?特徴と構造をやさしく解説

抹茶ドーナツとは、ドーナツ生地に抹茶粉末(緑茶粉末)を練り込んで揚げた、
和風テイストのドーナツのことです。

ベースとなる高糖質・高脂肪のドーナツ生地に、
抹茶特有のカテキン(渋味・苦味成分)と香気成分が加わることで、
見た目の鮮やかな緑色と「和風スイーツらしい味わい」が生まれます。

ただし抹茶ドーナツは、揚げ油・砂糖・粉末茶の3つを同時に組み合わせる構造のため、
片方の香りが勝ちすぎたり、渋味が強く出たりするなど、
味のバランスが非常に崩れやすい特徴を持っています。

この「構造的に味が重くなりやすい」「渋味が悪目立ちしやすい」という性質が、
後述する『抹茶ドーナツだけまずい・重い・粉っぽい』と感じられる原因につながります。

なぜ「抹茶ドーナツ」がまずく感じられやすいのか

  • 揚げ油+高脂肪に抹茶カテキンの渋味が重なり「重くてえぐい」味に
    ドーナツ生地はそれだけで油脂と砂糖が多い構造です。そこに抹茶粉末を練り込むと、
    カテキン由来の苦味・渋味が油脂のコクとぶつかり、「甘いのに苦い・重い」という違和感が出やすくなります。
    緑茶カテキンが苦味・渋味の主要因であることは、茶の官能評価研究でも報告されています。
    (Gong et al., 2019/Nakagawa, 1975)
  • 抹茶粉の粒度と配合バランスで「粉っぽさ・モソモソ感」が増幅
    粉末茶の粒度が粗いと、口の中でザラつき・粉っぽさとして残りやすく、
    その粒にカテキンが集中することでえぐ味のスパイクが生じます。
    揚げドーナツは水分が少なくなりがちなので、抹茶を入れすぎると「詰まった食感」になりやすいことも指摘されています。
    (Kumari et al., 2018)
  • 高温油で香りが飛び、色と「おいしさ期待値」のギャップが生まれる
    緑茶や抹茶を加えたドーナツは、揚げ工程で鮮やかな緑色は残っても、香り成分は失われやすいと報告されています。
    見た目だけ濃い緑色だと「絶対おいしそう」と期待値が上がる一方、
    実際の味は油と砂糖の重さ+渋味が強く、ギャップから「まずい」と感じやすくなります。
    (Pourhaji, 2018/Spence, 2013)





なぜプレーン・ショコラ系ドーナツは抹茶ドーナツの代わりになるのか

抹茶は旨味(アミノ酸)+渋味(カテキン)+青葉様の香りが特徴の素材です。
一方、プレーンやショコラ系のドーナツ・焼き菓子はバター香・砂糖の甘さ・小麦やカカオの香ばしさが主役で、
これらは抹茶の渋味成分と衝突せず、むしろ中和的に働きやすい組み合わせです。

実際に、抹茶そのものは飲み物(お薄・抹茶)として別に楽しみ、
口に入れるスイーツはプレーンやショコラ系ドーナツにすると、
抹茶の渋味とスイーツの甘さが補完関係になり、「抹茶ドーナツだけまずい」という矛盾を解消しやすくなります。

ではここから、抹茶ドーナツが苦手な人でも違和感なく楽しめる
ドーナツ&フィナンシェ5選を紹介します。

抹茶ドーナツが嫌いな人におすすめのドーナツ&フィナンシェ5選

抹茶ドーナツがまずく感じられる理由である
「揚げ油で渋味が増幅する」「抹茶粉の粉っぽさが際立つ」といった弱点を避けつつ、
ドーナツのしっとり感・甘さ・満足感をそのまま楽しめるスイーツを厳選しました。

抹茶の渋味や青葉様香と衝突しない “バター香・ナッツ香・果実香” を中心に構成されているため、
「ドーナツは好きなのに抹茶ドーナツだけ無理」という人でも違和感なく食べやすいラインナップです。

① 不二家 オールドファッションドーナツ ミルキー味

「ドーナツは好きなのに抹茶ドーナツだけまずい・重い」と感じる人におすすめなのが、
不二家のオールドファッションドーナツ ミルキー味です。
抹茶ドーナツと違って抹茶カテキン(渋味成分)を一切使っておらず
ミルキー特有のやさしいミルク風味とバター香、小麦の香ばしさが主役になるため、
「苦い・えぐい・草っぽい」といった違和感が出ません。

オールドファッション型のさっくり・ほろっとした食感で油の重さも感じにくく、
抹茶ドーナツの弱点である「揚げ油+抹茶粉の重さ」を構造的に回避できる代替ドーナツです。


② 鎌倉レ・ザンジュ|鎌倉フィナンシェ

抹茶ドーナツの弱点である「渋味・重さ・粉っぽさ」をすべて回避できるのが、
鎌倉レ・ザンジュの鎌倉フィナンシェです。

フィナンシェは焦がしバターとアーモンドの香りが主役の焼き菓子で、
抹茶カテキン(苦味・渋味成分)を使わないため、抹茶の“青葉香・渋味”と衝突しません。
さらに焼き工程で仕上げるため油を吸わず、抹茶ドーナツのような「重さ・油っぽさ」もゼロ。

バターのコクと砂糖の甘さが抹茶の渋味を中和するので、
「ドーナツは好きだけど抹茶ドーナツだけ無理」という人にも
強くおすすめできる代替スイーツの王道です。

③ しばうま本舗|焼きドーナツ&カステラ詰め合わせ

抹茶ドーナツが「油っぽい・粉っぽい・渋い」と感じる人におすすめなのが、
しばうま本舗の焼きドーナツ8個+カステラ4個セットです。

焼きドーナツは揚げ工程がないため、抹茶ドーナツの弱点である
油と抹茶粉の渋味が強調される構造を完全に回避できます。
フレーバーも洋なし・ストロベリー・ミルクなど、
抹茶の青葉様香と衝突しない“甘い香り主体”のため、
「ドーナツは好きなのに抹茶だけまずい」という人でも違和感なく食べられます。

さらに、セットに入っているカステラは卵香と甘味が主役のため、
抹茶の渋味を中和してくれる相性の良い和洋菓子。
ギフトにも使いやすく、抹茶ドーナツの代わりとして非常に優秀なスイーツです。

④ パティシエ手作り|焼きドーナツ 6個入り(低糖質)

抹茶ドーナツが「油っぽい・渋い・粉っぽい」と感じて苦手な人におすすめなのが、
パティシエ手作りの焼きドーナツ6個セットです。

焼きドーナツは揚げ工程がないため、抹茶ドーナツの弱点である
高温油と抹茶カテキンの渋味増幅や、
「重い・油っぽい」という違和感を構造的に回避できます。

さらに、この商品は低糖質でしっとり食感が特徴。
甘さが角立たず、抹茶特有の青葉様香と衝突しないため、
「ドーナツは好きだけど抹茶ドーナツだけ無理」という人でも食べやすい味になります。

個包装でギフトにも自宅にも使いやすく、
ヘルシー志向の人にも選びやすい万能タイプの代替スイーツです。

⑤ 大豆の恵み|ローカーボ焼きドーナツ(おから・大豆粉)

抹茶ドーナツが「油っぽい・粉っぽい・渋い」と感じる人におすすめなのが、
大豆の恵みを使ったローカーボ焼きドーナツ12個セットです。

焼きドーナツは揚げ工程がないため、抹茶ドーナツの弱点である
高温油と抹茶カテキンによる渋味増幅や、
「重い・油臭い」という違和感を構造的に避けられます。

さらに、おから・大豆粉ベースのため粉っぽさが少なく、
抹茶の青葉様香と衝突しない“甘い香り主体”の味わい。
低糖質で後味も軽く、「抹茶ドーナツだけ無理」という人が
違和感なく食べやすい代替スイーツです。

個包装で12個入り、送料無料なのでギフトにも自宅にも使いやすく、
ヘルシー志向の読者にも刺さりやすい万能タイプのドーナツです。

まとめ:抹茶ドーナツが無理なら、揚げ油に頼らない香り主体のスイーツを選ぶ

抹茶ドーナツがまずく感じるのは、カテキンの渋味・揚げ油・粉末の粒度・色と味のギャップが重なるためです。
一方で焼きドーナツやフィナンシェは抹茶の渋味と衝突せず補完的に働くので、
「抹茶もスイーツも好きだけど抹茶ドーナツだけ無理」という人でもおいしく楽しめます。

▶ 抹茶味が苦手な人向けの全まとめは
こちら

参考文献

  1. Gong S. et al. (2019) Food Chemistry.
  2. Nakagawa M. (1975) JARQ.
  3. Kumari A. et al. (2018) J. Pharmacognosy and Phytochemistry.
  4. Pourhaji F. (2018) Int J Pharmaceutical and Phytopharmacological Research.
  5. Spence C. (2013) Current Biology.